2012年5月7日月曜日

テマヒマ展

next_program_ad.jpg六本木の21_21にて、「東北の食と住 テマヒマ展」を見てきました。

自然の厳しさの中、その自然を大切にいただき、ひとつひとつの手間を惜しむことなく向き合って生きる東北の手仕事の美しいこと。

手間暇かけることは単に時間や動力を費やすのではなく、
心をそこに込めていくことでしょう。
日本人は本来得意なことなはずなのですが、
私たちはお金で便利を買いながら
その大切な心を失ってきてしまいました。

自然の一部である私たちには美しく生きる、美しく仕上げるという本能が備わっていることを確信します。

作業や物それぞれにつけられた名前のかわいさや響きのよさも
自然を、生きることを楽しむという心根が生み出すのでしょう。

大きな展覧会ではありませんが、便利さのるつぼの都会の真ん中で、この企画がなされたことに
大きな意義を感じます。

8月26日まで開催しています。ぜひ足を運んでみてください。

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